よくあるご質問

faq

緩和ケアについて PALLIATIVE CARE

緩和ケアとは、終末期の方だけが受けるものですか?

いいえ、緩和ケアは病気と診断されたときから、はじめられます。
早い時期から緩和ケアを受けることで、その時々のお悩みや不安をご相談いただけます。
また、痛みへのケアなどを通して、生活の質を向上させることができます。

がん以外の病気でも緩和ケアを受けられますか?

はい、心不全や慢性呼吸器疾患など、さまざまな病気の患者さまが対象となります。

在宅で十分な緩和ケアが受けられますか?

はい、当院から定期的に訪問診療に伺い、ご自宅や施設などでも病院と同じ質のケアを受けることができます。
必要に応じて24時間365日の対応も行っています。

在宅での看取りを希望していますが、対応できますか?

はい、対応しています。
患者さまとご家族の意向を大切にし、訪問看護ステーションや介護サービスと協力しながら、安心して最期を迎えられるようサポートいたします。

緩和ケアを受けると、抗がん剤治療などは続けられなくなりますか?

いいえ、緩和ケアは治療と並行して受けられます。
抗がん剤治療などによる体調の変化も考慮し、治療を続けながら症状を和らげていきます。また、治療を続けるかお悩みの際には、普段のご様子を知る在宅医にご相談いただけます。

モルヒネ持続皮下注射について、誤って連続で押してしまうと余分に薬が入ってしまいますか?

いいえ、心配ありません。
過剰な投与を防ぐため、投与の間隔を設定しています。
一定の時間が経過すると、再び投与できるようになります。

在宅医療について HOME CARE

在宅医療の対象は?

訪問診療は通院が難しい方や寝たきりの方など、自力で通院できない患者さまが対象です。
年齢や病気の種類は問いません。ご家族さまのことでお困りの際はご相談ください。

病院から在宅医療への移行はスムーズにできますか?

はい、できます。
病院の地域連携室や主治医と密に連絡を取り、患者さまの情報を共有しながら、スムーズな在宅医療への移行をサポートします。

訪問可能エリアを教えてください。

当院は、岐阜市北部・関市・山県市・美濃市エリアに対応しております。詳しくはお電話か、お問い合わせフォームからご連絡ください。

訪問診療と往診の違いは何ですか?

訪問診療は計画的・定期的に行う診療で、往診は急変時などに臨時で行う診療です。

診療の頻度はどのくらいですか?

一般的に月2回の訪問診療を基本としていますが、患者さまの状態に応じて調整いたします。

緊急時の対応について教えてください。

当院では訪問看護師と連携し、24時間365日の対応体制を整えています。
急変時は、あらかじめお伝えする訪問看護ステーションの電話番号までご連絡ください。

費用について教えてください。

通常の外来診療と同じように健康保険が使えます。詳しくは費用についてをご覧ください。

在宅での看取りについて教えてください。

当院では、患者さまやご家族の希望に応じて、ご自宅での看取りまでサポートできます。

薬の受け取り方法を教えてください。

ご希望の調剤薬局で処方薬をお受け取りいただけます。
また、薬局からご自宅への配達も依頼できます。

訪問時の、家族の立ち会いについて教えてください。

立ち会いは必ずしも必要ありませんが、状況によってはお願いすることもあります。

ほかの医療機関との連携はどのようになっていますか?

専門的な治療が必要な場合や入院が必要になった場合は、連携病院と協力して対応します。

地域の介護施設との連携体制はありますか?

地域の介護施設とも連携体制を整えています。
施設入所中の患者さまへの訪問診療や、緊急時の対応など、施設スタッフと協力して医療を提供いたします。

緊急時に入院が必要になった場合の対応は?

24時間体制で連携病院と連絡を取り合っています。
緊急時には速やかに入院の手配を行い、スムーズな入院治療につなげます。

ほかの医療機関で処方された薬の継続は可能ですか?

はい、できます。
これまでの治療経過などをお聞きし、必要に応じて処方元の医療機関と連携を取りながら、適切な薬を処方いたします。
気になることがありましたら、まずはお電話かお問い合わせフォームからご連絡ください。

在宅治療をしている患者さまと一緒に、
同居されている介護者の方の診療はできますか?

患者さまの介護者さまを診療することは、原則としてできません。
医師による訪問診療を受けるためには、あらかじめ契約が必要です。
介助者さまやご家族さまを訪問のついでに診察することは、できかねます。

診療計画について MEDICAL TREATMENT PLAN

診療計画はどのように立てられるのですか?

診療計画は、患者さまの病状や生活環境、ご家族の状況などを総合的に考えて、主治医が作成します。
初回の訪問診療時に詳しくお話を伺い、最適な計画を立てさせていただきます。

診療の頻度はどのくらいですか?

通常は月2回の訪問診療を基本としていますが、患者さまの状態に応じて週1回や月1回など、適切な頻度を設定します。
重症の方やターミナルケアが必要な場合は、より頻繁な訪問を計画することもあります。

診療計画は変更できますか?

はい、できます。
患者さまの状態変化や新たなご要望に応じて、随時診療計画を見直し、調整いたします。
ご家族からのご要望も考慮しますので、遠慮なくお申し出ください。

ほかの医療機関との連携は、診療計画に含まれますか?

はい、含まれます。
必要に応じて専門医への受診や検査機関との連携を計画に組み込みます。
患者さまの総合的な医療ケアを考えた計画を立てます。

家族の介護負担は考慮されますか?

はい、ご家族の負担を考えることはとても大切だと考えています。
患者さまやご家族が安心して過ごせるよう、訪問看護やヘルパーの利用など、介護サービスとの連携も行います。まずはご相談ください。

薬の管理は診療計画にどう組み込まれますか?

薬を飲むことは治療の上で大切です。
症状に合わせた薬の処方はもちろん、定期薬の見直しも症状に応じて行います。
また、薬剤師による訪問服薬指導の利用や、ご自身で薬を飲むことが難しい場合は介護サービスと連携し、服薬しやすいよう処方の見直しを行うこともあります。
お困りの際はご相談ください。

休日・夜間の
緊急往診対応について
EMERGENCY HOUSE CALLS AVAILABLE

緊急往診は24時間対応していますか?

当院では訪問看護師と連携し、24時間365日の対応体制を整えています。
急変時は、あらかじめお伝えする訪問看護ステーションの電話番号までご連絡ください。必要に応じて緊急往診も行っています。

休日や夜間の緊急往診を依頼する際の連絡方法は?

まずは、あらかじめお伝えした訪問看護ステーションにご連絡ください。

どのような症状で緊急往診を依頼すべきですか?

いつもと異なるご不安な症状があれば、まずは訪問看護ステーションにご連絡ください。
患者さまがご希望された場合、また訪問看護師による病状確認の結果、緊急往診が必要と判断した場合は、その旨ご説明し、緊急往診に伺います。

緊急往診の際の待ち時間はどのくらいですか?

状況にもよりますが、通常30分から1時間以内の到着を目指しています。
ただし、複数の緊急往診が重なった場合など、状況によってはお待ちいただくこともあります。

緊急往診の際の追加料金はありますか?

休日・夜間の緊急往診には通常の診療とは別に休日加算や時間外加算がかかります。
具体的な金額は保険診療の範囲内で決まっており、状況に応じて異なります。詳細はお問い合わせください。

緊急往診で来るのは主治医ですか?

できるだけ主治医が対応しますが、状況によっては当番の医師が往診することもあります。
すべての医師が患者さまの情報を共有しているので、適切な対応ができます。

家族が対応できない場合の緊急往診は可能ですか?

はい、できます。
事前に緊急時の対応方法(鍵の保管場所など)をお聞きしておくことで、ご家族が不在の場合でも往診できます。
ケアマネージャーや訪問看護師と連携して対応することもあります。

緊急往診後に入院が必要になった場合はどうなりますか?

入院が必要と判断した場合、連携している病院をご紹介し、スムーズな入院手続きをサポートいたします。
救急搬送が必要な場合は、救急車の手配も行います。